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6月23日(月)第58回地方創生チャレンジクラブ勉強会を実施しました(講師:永濵享様)

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こんにちは!東京本社インターンの柿本です。
2025年6月23日(月)に「第58回地方創生チャレンジクラブ勉強会」を実施しました。
今回のテーマは、「都市農業×地方創生〜都市農業ってご存知ですか?~」。
講師には、農林水産省農村振興局都市農業室長の永濵享様を講師にお迎えし、国が推進する「都市農業」について、そして地方創生と絡めた取り組みについてお話しを伺いました。
当日、約20名の方にご参加いただき、学びが深まった会となりましたので、今回のイベントの様子をご紹介いたします。

第58回地方創生チャレンジクラブ開催概要

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テーマ:「都市農業×地方創生〜都市農業ってご存知ですか?~」
日時:2025年6月23日(月)17:30~19:00
(終了後グループ内にて交流会 19:00~19:30)
参加費:無料
開催形式:オンライン開催(Zoom)
<タイムスケジュール>
17:30-17:35 開会、代表挨拶・登壇者の紹介
17:35-18:55 講演
18:55-19:00 事務局からのコメント・閉会
19:00-19:30 交流会

講師紹介

永濵享氏
農林水産省農村振興局都市農業室長
東京都立大学経済学部卒、2003年農林水産省入省。
農林水産省で水産関係、食文化振興、みどり戦略・環境配慮型農業の推進といった業務に従事したほか、
環境省、厚生労働省、三重県庁に出向。
2025年4月より都市農業室にて勤務。

都市農業について

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都市農業とは

都市農業とは、市街地およびその周辺地域で行われる農業のことを指します。
住宅、商店、都市施設が密集する環境の中で営まれるため、農地が狭く、営農にとっては不利な点もありますが、一方で、消費地に近いという特性を活かした農業形態です。
都市農業の特色としては、少量多品目・高付加価値・直接販売などが挙げられます。
また、都市部に近いため、多様な人材を確保しやすく、他分野との連携が図りやすいといったメリットがある一方で、近隣住民とのトラブルが生じやすいことや、農地の拡大が困難であるといったデメリットもあります。
現在、日本全体の農業の作付け面積は年々減少傾向にあります。
その中で、都市部の農地は全体のわずか1%程度に過ぎませんが、農業産出額は6.5%を占めており、消費地の近くで生産活動を行うという特性を活かしており、農業にとって重要な存在です。

都市農業の地域における多様な役割

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都市農業の多様な役割

都市農業は、新鮮な農作物を提供するだけでなく、様々な役割を担っています。
たとえば、身近な農業体験、交流活動の場の提供、災害時の防災空間の確保、安らぎや潤いをもたらす緑地空間の提供、国土や環境の保全、都市住民の農業への理解の醸成など、多岐にわたります。
特に、農業体験を通して住民の生活の質の向上にも貢献しており、都市農業が交流の場として機能し、地域のつながりを作ることが期待されています。
このような役割を果たす都市農業を維持していく仕組みとして、近年注目されているのが市民農園です。
令和4年には全国に約4300箇所あり、都市部に住む人々の農業野菜を作りたい、野菜に触れたいといったニーズに応えています。
さらに、「クラインガルテン」と呼ばれるドイツ式の滞在型農園や、農園ホテルといった新しい形の農業との関わり方も少しずつ増えてきています。
こうしたお話を伺う中で、都市農業にはモノ消費だけでなく、コト消費の側面もあるのではないかと、都市農業の可能性について考えさせられました。

都市農業を守るための取り組み

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都市農業の多面的な機能を活用し、都市住民の生活を豊かにすることを目的とした「都市農業機能発揮対策」という事業についてお話していただきました。
この事業では、新鮮な農産物の供給だけでなく、防災や環境保全、そして都市住民の交流や学習の場といった、農業が持つ多岐にわたる役割を支援の対象としています。
対策事業の補助金の活用例としては、地元の学校と連携して都市農業の魅力を発信する活動や、若い世代に関心を持ってもらえるようなマルシェを開催するといった例が挙げられました。
他にも、農業の魅力を知り、身近に感じてもらうきっかけとして、東京都練馬区で開催される全国農業フェスティバルをはじめとしたイベントの開催や、観光農園の活用といった取り組みも行われています。
このような取り組みを通じて、「農業に触れることがより一般的になってほしい」と永濱さんはおっしゃっていました。

都市農業の課題解決のための意見交換

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グループワークの時間には、「①今後、消費者が都市農業に触れる機会を増やし、農業への理解を深めていくために生産者は何をすればいいか」、「②都市部の農地を使った地域振興のアイディアについて」の2つの課題についての意見交換を行いました。

①のテーマに関しては、「消費者とのタッチポイントを増やす」という視点からマルシェや都市部の飲食店で野菜を販売し、フードロス削減とともに都市農業への理解を深めてもらうという案が出ました。
また、農業に関心のある人に向けて農業を体験できる機会を提供するという案もありました。
さらに、ビジネスとして農業に関心のある企業と農家の間に行政が入り、マッチングを行うことで農業に対する理解が深まるだけでなくブランディングにつながるのではないかという意見も挙がりました。

②のテーマに関しては、地域への愛着を育むためには、まず子どもたちが地域についてしっかりと学ぶことが重要ではないかという意見が出ました。
また、子どもの頃から農地に足を運ぶことで、農業をきっかけに新たな興味を持ったり、成功体験を積んだりすることができ、子どもの成長にもつながるのではないかという意見も挙がりました。
加えて、グループワークの中では、「すでに面白い取り組みが行われているものの十分に周知されていないのではないか」といった課題も共有されました。

セミナー後には登壇者との交流

セミナーの最後には、弊社の取締役である加藤より「都市農業は日本の農業にとって重要な存在であり、それは生産額だけの面でなく、都市部で暮らす人々にとって農業を知るきっかけや地域交流の場所となり得る重要な役割を担っている。農業への理解促進や地域との繋がりを作るという意味での農業体験、農業の意味について考え、地域の農地をどうやって位置づけていくかということも重要である。」と締めくくりました。

その後は、登壇者と参加者が残って意見交換を実施。
登壇内容への質問だけでなく、自分の地域での実践や課題を共有する姿も多く見られ、地域や立場を越えた学び合いの場となりました。

地方創生チャレンジクラブ勉強会は今後も開催予定!

今回の記事では、第58回地方創生チャレンジクラブについてご紹介しました。
普段は何気なく通り過ぎていた街中の畑や作物の無人販売機が地域においてどのようなな役割を果たしているのかを知ることができ、都市農業が抱える課題や可能性について考えるきっかけとなりました。
私自身、街中の小さな畑で子どもたちや地域の人々が作業している姿ををよく見かけており、都市農業が交流の場としても機能していることを日々実感しています。
こうした地域のつながりを生み出す場を、これからも大事にしていきたいと感じました。
また、お話を伺う中で、都市農業を守るために様々な取り組みが行われていることを知り、今後は近所の無人販売機で野菜を購入したり、都市農業に関するイベントやマルシェにも積極的に参加してみたいと思います。
今回の学びを、今後の活動に活かしていきたいです。

地方創生チャレンジクラブは今後もオンラインで開催します。
地方創生チャレンジクラブにご興味のある方は、ぜひ下記お問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせ先

G&Cコンサルティング株式会社
info@gc-consulting.jp

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