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こんにちは!東京本社インターンの柿本です。
2026年3月24日(月)に第65回地方創生チャレンジクラブ勉強会を開催しました。
今回は、有限会社大野商店 取締役営業部長・水だんご専門店 藤吉 代表の大野慎太郎様を講師に迎え、「魚津市から世界を面白く!~地元企業による地方創生の実践~」をテーマに、地方の民間企業の立場から、どのように地域の課題をビジネスで解決していくか、その実践的な考え方についてお話していただきました。
当日、約20名の方にご参加いただき学びが深まった会となりましたので、今回のイベントの様子をご紹介いたします。

テーマ:『魚津から世界をおもしろく!~地元企業による地方創生の実践~』
日時:2026年3月23日 17:30-19:00(終了後グループ内にて交流会 19:00~19:30)
開催形式:オンライン開催(Zoom)
<タイムスケジュール>
17:30-17:35 開会、代表挨拶・登壇者の紹介
17:35-18:55 講演、グループワーク、発表、講師による講評
18:55-19:00 事務局からのコメント・閉会
19:00-19:30 交流会
大野慎太郎様
1984年富山県魚津市生まれ。有限会社大野商店 取締役営業部長。水だんご専門店 藤吉(とうきち) マネージャー。
京都で楽器販売に携わったのちUターン。家業である明治30年創業の食品問屋を継ぎ、現在取締役営業部長。6代目予定。
実家も商店街にあり、商店街の空き家を引継ぎ、惣菜とグロッサリーとカフェのお店魚津 ご城下の台所 藤吉(とうきち)をオープン。また、取引先から水だんごという郷土菓子を事業継承し、富山県の名菓として知名度を上げた。水だんご専門店藤吉として専門店カフェも運営する。
大規模朝市やゲームイベントの企画、農家や漁業者の課題解決などを軸に、地域産業の活性化として商品開発を行う。
半径3メートルの地域課題をビジネスで解決することが好き。
富山県魚津市は、富山県北東部に位置しており、富山湾の「蜃気楼・埋没林・ほたるいか」という三大奇観で知られる、自然豊かな都市です。
弊社は魚津市のサテライトオフィス誘致事業を行っておりますので、興味がありましたらこちらの記事も併せてご覧ください。
有限会社大野商店について
大野商店は明治30年に創業し、129年間、魚津市で食品卸業を営んでいます。
お菓子屋・パン屋・料亭などのお店をしている人たちに、粉・豆・油などの材料を販売しています。
大野様は、京都からなんとなく富山に戻り、大野商店の跡継ぎとして、張り合いのない日々を過ごしているうちに、「面白くないなら、自分で面白くする」とまちづくりに意欲的になっていったといいます。

大野様は、魚津市を面白くという目標を立て、「誰かのために、自分にしかできないようなことがやりたい」という思いから、魚津ご城下の台所 藤吉を2012年にオープンしました。
地域の方にどの様なお店があったらいいかの意見を聞き、「グロッサリー×お惣菜×カフェ」の三業態を一つにし、10年間営業しました。
卸業の延長として、色々な街をめぐり、自身がおいしいと思ったものを仕入れ、生産者に直接会いに行き、商品の背景や込められた想いをお客様に伝える仕事を大事にしていたそうです。
この経験を通し、元々は「何もない、面白くない」とあまり好きではなかった魚津の地で、これからも生きていくという想いが強まったそうです。

富山県黒部市地域で長年愛されている、米粉と片栗粉でできた「水だんご」。
水だんご専門店 藤吉は、昭和34年から続く「水だんご」を作っていた河田屋さんが廃業することになり、「こんなにおいしいものをなくしてはいけない」と、大野様が事業継承をすることになりはじまりました。
はじめの3年間は、河田屋さんから受け継いだ取引先のみとのみの販売を行い、認めてもらうまで拡販しないという方針で経営していました。
大野様は水だんごを通し、伝統を絶やしてはいけない、地域の方に認めてもらいたいと奮闘し、先達の想いを考えるということを大切にしていたといいます。
現在では、新しい試みとして、水だんごと魚津市内のお店がコラボした水だんごパフェなどの限定メニューも販売しているそうです。

大野様が大切にされているのは、「地域と会社の最大公約数」を考えて経営することです。
地域の特性(蜃気楼、海産物、りんごなど)と、自身の会社や自身の持つ強み・つながり(食材の知識や卸業、音楽・人との関り)を掛け合わせ、地域全体や会社全体のことを考え経営することにより、長期的な視点で続いていくビジネスになるといいます。
地域と会社を通して、自分の出来ることを考え、魚津市のまちづくりに取り組んでいると語りました。
現在、大野様は、市内の魚津しんきろうロード朝市やUOZUGAMEDAYなどのイベントにも関わり、魚津市の地域活性化に貢献しています。
次世代の為に自分の育った街を楽しくするため、自分の好きなこと、得意なことで仕事をすることを常に考え、魚津市をもっと面白い街にしようという想いで日々活動されているそうです。
今回の記事では、第65回地方創生チャレンジクラブについてご紹介しました。
大野様の「自分で地域を面白くする」という思いから、地方の民間企業の経営者という立場で、自分の強みと地域の強みを見つめ、長期的なビジネスを考えるというお話を聞き、街づくりに取り組むうえで、いかに地域の課題や強みについて分析を行う必要があるかということが改めて分かりました。
また、自身の人脈もフルに活用し、地域のイベントにも貢献していくという姿勢から、大野様の熱意が伝わり、各地域で行われるイベントや活動に参加する際は、どんな思いで、どんな強みを持って動かしているのかという観点を持とうと思いました。
地方と都市をつなぐ取り組みやイベントにも積極的に関わり、今回学んだことを自分の挑戦に活かしていきたいと思います。
また、私個人として、今回のチャレンジクラブの集客目標を達成できなかったという課題に、どうしてそうなったのか・今後どうしていくかの分析を行い、今後に活かしていきたいと思いました。
地方創生チャレンジクラブは今後もオンラインで開催します。
地方創生チャレンジクラブにご興味のある方は、ぜひ下記お問い合わせ先までご連絡ください。
G&Cコンサルティング株式会社
info@gc-consulting.jp
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