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2025年2月1日(土)、2日(日)に次世代リーダーズサミット 2025 in 須賀川を福島県須賀川市の須賀川市民交流センターtetteを拠点に開催し、全国各地から約40人が参加しました。
今回は、その様子と成果をご紹介します。
「次世代リーダーズサミット」は、次世代を担う若手経営者やリーダーが世界中から集まり、次世代リーダーとしての在り方や求められる要素について学ぶ、宿泊型の体験研修プログラムです。
2017年の開始以来、全国各地で開催されており、2025年3月現在までに全12回開催されています。
各界を代表するリーダーによる講義や、参加者同士のワークショップを通じて、実践的な学びを深めます。
今回の開催地は福島県須賀川市。
「福島とつながる、福島がつながる」をテーマに、次世代リーダーズサミット2025 in須賀川を開催しました。
須賀川市での開催は3年連続となります。
地域ならではの地方創生の取組みを学びながら、次世代リーダーに求められる要素を考えながら、参加者同士のつながりを深めることを目指しました。

福島県のほぼ中央に位置する須賀川市は、約7万人が暮らすまちです。
豊かな自然環境に恵まれる一方で、東北自動車道や国道4号、JR東北本線、東北新幹線が通り、さらに県内唯一の空港「福島空港」を有するなど、首都圏や仙台圏へのアクセスにも優れています。
こうした交通基盤を活かし、人・物・情報の交流が盛んな「臨空都市」として発展してきました。
また、須賀川市は「ウルトラマンの生みの親」として知られる円谷英二監督の出身地であり、市内にはウルトラマンをテーマにした施設やモニュメントが点在し、関連するイベントが数多く開催されています。
さらに、俳聖・松尾芭蕉が『奥の細道』の旅で訪れた地でもあり、歴史と文化が息づくまちでもあります。

今回の次世代リーダーズサミットでは須賀川市民交流センターtetteでの座学やワーク、まち歩きを通じて、実際に須賀川市の現状や課題について触れながら、地域で連携した地方創生について考えるプログラムを実施しました。
ここからは今回の次世代リーダーズサミットの1日目の内容をご紹介します。


まずは、本サミットの実行委員長である大木和彦様、そして
須賀川市長である大寺正晃様にご挨拶いただき、次世代リーダーズサミット2025 in 須賀川を開催しました。

オリエンテーションでは、株式会社VALCREATION代表取締役 藤村様より「リーダーに求められる資質」についてご講演いただきました。
次世代リーダーズサミットの趣旨説明に加え、「100年経営のすゝめ~100年企業から学ぶ経営のヒント~」をテーマに、100年経営を基に次世代リーダーの在り方や経営のヒントについてご講演いただき、100年経営を学ぶ意味を知る機会となりました。

基調講演では、内閣官房 新しい地方経済・生活環境創生本部事務局 企画官(広報担当)の安達裕介様に、「地方創生2.0 〜新しい地方経済と新しい生活環境による地域づくり〜」をテーマにこれまでの地方創生や地方創生2.0についてご講演いただきました。
これまでの地方創生の流れや地方創生2.0について知る機会となりました。
本講演は「第53回地方創生チャレンジクラブ」の一環として開催したため、詳しい内容は以下の記事に掲載しております。
ぜひご覧ください。

次世代リーダーズサミットでは、学びのアウトプットの機会として、毎回グループごとの発表が行われています。
今回のサミットでは、須賀川市の地方創生をテーマにしたグループ発表を実施するため、須賀川市企画制作部企画政策課 主幹兼課長補佐 七海克章様より、お話を伺いました。
須賀川市の特徴やまちづくりの取り組みについて深く学ぶ貴重な機会となりました。
地域で活躍する事業者の活動紹介では日本大学 工学部 起業サークル 会長 菅原由騎様と株式会社SUKAGAWAチャレンジ 代表取締役 白井仁様の2名にご登壇いただきました。

菅原様は福島県喜多方市ご出身で、現在は日本大学工学部に在籍しながら2023年に起業サークルを立ち上げられました。
この起業サークルには現在約25名が所属しており、これまでに受賞歴やメディア掲載の実績もあります。
活動の一環として、池の水質浄化と農業を融合した「ロハス工学」に取り組み、植生浮島で栽培された空心菜の育成を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ce.nihon-u.ac.jp/newinfo/240925award/
最後には、“自分の可能性を試す”ことや“社会に貢献できる力を身に着けたい”といった挑戦する理由についてお話しいただきました。

白井様は東京で事業を展開されていますが、福島県のワーケーション事業をきっかけに須賀川市との繋がりができ、株式会社SUKAGAWAチャレンジを設立されました。
株式会社SUKAGAWAチャレンジは、地域の課題解決を目指し、デジタル・ITスキルを活かした事業を展開しています。
特に、子供向けプログラミング教育を推進し、学校では体験できない学びの機会を提供しています。
ITを活用して地域の繋がりをさらに深める活動に興味を持たれており、これからさらに教育活動を拡大する意欲を示されました。

テーマ:「ビジネスを通じた地域課題の解決に向けて」
【モデレーター】
株式会社VALCREATION 代表取締役 藤村雄志様
【パネラー】
・株式会社タイミ― スポットワーク研究所 地方創生グループマネージャー 葛西伸也様
・akippa株式会社 総合プロデューサー 大塚ヤスヒロ様
まずは、ビジネスを通じて地域課題の解決に取り組んでいる株式会社タイミーとakippa株式会社の取り組みをご紹介いただきました。
その後、参加者からの質疑応答に移り、「新しいビジネスモデルの構築方法」や「事業の独自性・強みをどう維持しているか」など、さまざまな質問が寄せられました。
ディスカッションでは、「どうやったら儲かるか」ではなく、「どうすれば喜んでもらえるか」という視点を大切にしていることや、創業者自身の原体験をビジネスの軸に据えている点が、両社に共通する考え方として語られました。
最後に、モデレーターの藤村様が「自分自身の困りごとや、身近な人が抱える課題に目を向け、それをビジネスとして成立させる発想は、地方創生にも大いに応用できる」というまとめを述べ、パネルディスカッションは締めくくられました。

グループワークでは参加者が5つのグループに分かれ、「須賀川を舞台に自分たちと地域で連携した地方創生につながる企画の提案」について話し合われました。
参加者は講演の内容を振り返り、グループでテーマに関する議論や発表に向けた資料づくりに取り組みました。
ここからは今回の次世代リーダーズサミットの2日目の内容をご紹介します。

須賀川市についてまちの風景や様子を知っていただくため、株式会社テダソチマ 代表取締役 大木和彦様の案内でかつての須賀川市芭蕉記念館であった「須賀川市風流のはじめ館」や市内を一望できる須賀川市役所ウルトラフロア(展望台)などを視察しました。

講演では、須賀川市でまちづくりに取り組む株式会社テダソチマの代表取締役である大木和彦様にご登壇いただき、同社の取り組むまちづくりについてご紹介いただきました。
東日本大震災当時の須賀川市の様子や、市内で開催される「松明あかし」や「きうり天王祭」などの伝統的な祭りのにぎわいについてお話しいただきました。
また、実際に須賀川市のまちづくりに携わる立場から見た須賀川市の現状や取り組みについてもご説明いただき、参加者にとって貴重な学びの機会となりました。

グループワーク発表では、各班が須賀川市の特徴を活かした地方創生につながる以下の企画を提案しました。
ウルトラ侍フェスティバル
ウルトラマンと侍の要素を融合させた、新感覚イベント。
須賀川市が誇る「日本一ウルトラマンのいる街」という特色に着目し、ウルトラマンの近未来ヒーロー性と、侍が象徴する伝統美や武士道精神を掛け合わせた企画です。
地域の歴史・文化・自然を体験できる多彩なプログラムを盛り込み、観光客の誘致につなげるアイデアが提案されました。
特撮映画の資源を活用した街のブランディング
「宇宙に一番近い街 須賀川市」をコンセプトに、特撮文化を活かした街づくりを提案しました。
須賀川市が持つ特撮映画に関連する文化資源を最大限に活用し、観光促進や地域課題の解決を目指すという視点が須賀川市ならではの強みを活かした魅力的なアイデアでした。
須賀川市を盛り上げるビジネスコンテスト
サミットで得た学びを活かし、若者や地元企業が主体となって須賀川市の魅力を発信する仕組みとして、「須賀川市を盛り上げるビジネスコンテスト」を提案しました。
学生や企業を巻き込み、シティプロモーションにつなげることを目的とした企画です。
全国民芭蕉化作戦
松尾芭蕉の俳句を活用し、須賀川市の交流人口を増やすイベントを提案しました。
俳句づくりを通じて須賀川市のファンを増やし、来訪につなげるユニークなアイデアが注目を集めました。
「みんすか(みんなで遊ぶ須賀川)」交流人口増加策
「須賀川のまちで出会う、集う、通いつくす」をコンセプトに、何度も須賀川を訪れたくなる仕組みをいくつも盛り込んだ「みんすか(みんなで遊ぶ須賀川)」を提案しました。
地域全体を全国から応援してもらえるような仕掛けとして、交流人口の増加につなげるアイデアでした。

今回、「次世代リーダーズサミット2025 in 須賀川」を開催し、参加者は次世代リーダーとしての在り方や、目指す上で必要なノウハウや教養を得ることができました。
さらに、須賀川市や近隣市町の事業者と都市部の企業が共に学び、交流を深める貴重な機会となりました。
参加者からはグループ発表の意見を実現して欲しいといった前向きな意見も寄せられ、実りのあるイベントとなりました。
そして、次世代リーダーズサミット 2025 in 須賀川の取り組みを、あぶくま時報様に取り上げていただき、全国の方々に注目していただける機会となりました。
以下URLより記事が掲載されておりますのでぜひご覧ください。
あぶくま時報「次世代のリーダー集う 連係へ須賀川サミット(2025/02/05)」
今回は、次世代リーダーズサミット 2025 in 須賀川についてご紹介しました。
今後も次世代リーダーズサミットは全国各地域で開催します。
本企画にご興味のある方は、ぜひ下記お問い合わせ先にご連絡のほどよろしくお願いします。
G&Cコンサルティング株式会社
info@gc-consulting.jp
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